DAIKEN History
ーDAIKENのキセキと輝くミライー

Technology[製品開発]2017〜

◎木質素材

木質素材の新たな用途展開

木質資源のマテリアル利用を追求することで生活空間を”第2の森林”に

木質資源のマテリアル利用を追求することで生活空間を”第2の森林”に

気候変動対策がグローバルな喫緊の課題となる中、省エネや再生可能エネルギーへの転換など、温室効果ガスの排出量を削減するための取り組みに加え、CO2を吸収し、炭素として貯蔵できる機能を持つ森林を守り育て、木質資源をマテリアルとして活用していくことの重要性がますます高まっています。
大建工業は、木材を基調な資源として有効活用し、社会に貢献することを目指し創業しました。創業以来、木材の弱点を克服し良さを引き出す技術や、木材を余すことなく使い尽くす技術を磨き、さまざまな機能を付与した素材・建材を開発してきました。木はその成長過程でCO2を吸収、炭素として固定し、また、マテリアルとして利用し続けることで炭素を貯蔵し続ける働きがあります。木材は再生可能な資源であることから、森林を適切に管理し、利用し続けるサイクルをつくりあげることにより、持続可能な社会の実現やカーボンニュートラルに貢献することができます。①適切に管理された木材の活用、②森林を守るための木材の活用、③余ることのない木材の活用、の3つの視点で持続可能な木質資源の活用を追求していくことで、社会的・経済的な価値を創出し続けていきます。

DAIKEN COLLECTION

  • 通水・保水性改善効果に優れる国産木材を活用した土壌改良剤『DWファイバー』

    通水・保水性改善効果に優れる国産木材を活用した土壌改良剤『DWファイバー』

    エコ事業における新たな用途展開として、DWファイバーは緑化や植栽の基盤として適していない土壌の改良工事に利用可能。原材料には国産木材の端材や間伐採などを利用しており、国策で促進されている木質資源の有効活用にも寄与。

  • 国産材を活用した木質培地『グロウアース』を提案開始

    国産材を活用した木質培地『グロウアース』を提案開始

    野菜や花卉の栽培に適した環境にやさしい木質資材で農業・園芸資材分野に新規参入。開発にあたり、2017年に発売の土壌改良材『DWファイバー』において培った木材加工技術を応用、発展させたことにより製品化を実現。本製品の生産・販売により国産木材の活用推進をはじめ、木質資源を燃料として使うサーマル利用、付加価値の高い製品へと変化させるマテリアル利用を推進し、今後循環型社会の形成・地球温暖化の防止等社会課題の解決に尽力。

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