
壁リフォームでドラマのような部屋づくり テレビ周りをおしゃれなフォーカルポイントに
ドラマや映画に登場する主人公の部屋は、とてもおしゃれな空間が多くて憧れますよね。できればそのような部屋をつくりたいけど、実際にはどうしていいかわからないという人もいると思います。さらには、カラーコーディネートにこだわったり、スタイリッシュな家具を揃えたりしたのに、何となく部屋に統一感がないといったことはないでしょうか?
おしゃれな部屋にするためには、押さえておきたいポイントがいくつかありますが、中でも特に大切なのが「フォーカルポイント」です。今回は、ドラマに出てくるような部屋づくりをする際のポイントをまとめつつ、フォーカルポイントとはどのようなものか、加えて、実際のドラマにも多数採用されているDAIKEN製品を活用した素敵な空間づくりを紹介します。
※記事の最後に、DAIKEN製品のドラマセット採用事例リンクがありますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
ドラマのような部屋づくりのポイント

ドラマに登場するような部屋をつくろうとする際、最初に押さえておきたいのはどんなことでしょうか? それは、部屋のテーマと色合いを決めることです。まずはテーマですが、自分の個性や趣味を反映させつつも、あまり絞り込まずに、ナチュラルやモダン、クラシック、ヴィンテージなど、大きな枠で考えます。思いつかない時は、DAIKENが提案している「11のインテリアテイスト」なども参考にしてみてください。
その次は色合いを決めましょう。この時に注意したいのが、インテリアのカラーコーディネートで重要な色の配分です。インテリアのための色彩計画では、部屋全体の色を3つのグループに分けて組み合わせます。
・ベースカラー(天井、床、壁など)
・アソートカラー(建具や家具、カーテン、ラグなど)
・アクセントカラー(クッション、ベッドカバー、装飾品など)
おおよその目安としてそれぞれに使用する面積の比率が、
ベースカラー 70%:アソートカラー 25%:アクセントカラー 5%
となるように配分すると、コーディネートしやすいとされています。
ここでテーマに基づいて色を選びたいところですが、最も大きな面積を占める床や天井、壁のベースカラーは後から変えることが難しいため、白やベージュ、グレー、ブラウンなど、どんな色とも組み合わせやすく、あまり主張しない色にしておくのが無難です。
これに対し、アソートカラーとアクセントカラーには部屋のテーマを反映させます。アソートカラーは家具やカーテンなどの窓装飾に使う色で、部屋の印象に大きく影響します。色は好みのものを選ぶことが基本ですが、統一感を持たせるために同系色でまとめるようにします。アクセントカラーは、メリハリを出すための色です。リネン類、壁面パネルなど、目を引くポイントにするため、他と比べてコントラストの強い色を選びましょう。
このように、アソートカラーとアクセントカラーを使った家具や小物などのアイテムは、部屋のテーマを反映させる大切なものですから、選び方にもこだわりたいですね。ドラマに出てくるような部屋を演出するには、なるべく上質な物を揃えたいところでもあります。
リビングにフォーカルポイントをつくる

次に「フォーカルポイント」について説明しましょう。フォーカルポイント(focal point)とは直訳すると焦点や中心といった意味ですが、建築やインテリアにおいては「部屋の中で視線が集まる場所」を指します。日本建築なら床の間、西洋建築なら暖炉といった、自然に人の目が向くような場所のことです。その部屋の「見どころ」といって良いかもしれません。
しかし、仮に床の間や暖炉がなかったとしても、部屋の中で視線を集めやすい場所を見どころポイントと決めて装飾を施せば、空間にメリハリが生まれ、魅力的な印象がつくれます。これを現代の日本における住宅事情で考えてみましょう。例えばリビングルームでは、人の視線はテレビの周囲に自然と集まります。そこで、テレビ周りをフォーカルポイントとしておしゃれに演出してはいかがでしょうか?
この場合、とても重要になるのがテレビの背後にある壁のデザインです。テレビ周りの壁だけにアクセントウォールを設置したり、もしくはアクセントカラーを取り入れれたりすれば、すっきりとしながらも目を引く部分になります。アクセントウォールとは、部屋のアクセントになるように、4面あるうちの一面もしくは一部分のみ色、柄、材質等を変えた壁面のことです。部屋全体の壁を変更するには大がかりな工事が必要ですが、アクセントウォールなら、もっと手軽に空間のイメージを大きく変えることができます。
実際のドラマにも多数採用! DAIKEN『グラビオエッジ』の魅力

近年、アクセントウォールは人気の壁リフォーム手法となっていますが、その際に活用したいのが、DAIKENの『グラビオエッジ』です。『グラビオエッジ』は深堀調のエンボス加工を施し、天然の石材を思わせる質感を表現した壁材です。これを壁リフォームに使用することで、リアルな凹凸による美麗な陰影が出現します。施工性にも優れた『グラビオエッジ』は、短期間での施工が可能なため、数多くのドラマセットにも採用されています。

壁リフォームによるフォーカルポイントづくりでは、壁一面をおしゃれな収納にするという手法もあります。その場合におすすめなのは、スタイリッシュなシステム収納『ミセル』です。『ミセル』は要望や好みに合わせて様々な収納プランに対応します。例えばリビングルームには、テレビも設置できて散らかりやすい小物類や生活感の出やすい掃除道具などをすっきりと隠せる壁面収納がつくれます。『ミセル』の扉やカウンターは、多彩な色柄から選ぶことができるので、お部屋のテーマに合ったフォーカルポイントがつくれます。
実際にドラマセットに採用されているDAIKEN製品を活用してリフォームすれば、物語の主人公と同じ気分に浸れる空間をつくることが可能です。下記のリンク先で活用事例をチェックして、ぜひ自宅のお部屋づくりの参考にしてみてください。
※DAIKEN製品のドラマセット採用事例はこちらをご覧ください。
https://www.daiken.jp/buildingmaterials/dramaset/