リビング用のチェストの選び方は?部屋をおしゃれに見せる収納や活用法を解説!

使い勝手のいいチェストですが、リビングに置くときには押さえておきたいポイントがあります。ここでは、チェストの種類や選び方からリビングでの活用法についてご紹介します。リビング収納について迷っている方は、チェストについて理解を深め、自分にぴったりの収納を選びましょう。
チェストとは?

チェストとは、引き出しが複数備わった収納家具の一種です。リビングやベッドルームなどで使用されることが多く、特にリビングでは収納力だけでなく、部屋全体の雰囲気を引き立てるための重要アイテムとなっています。
利用目的として、衣類や小物を整理整頓するために設置されることが多いものの、リビングでは食器を整理するために置かれることもあります。また収納だけでなく、テレビ台として活用できるものもあり、さまざまなバリエーションがあるのも特徴です。
【チェストはこんな人におすすめ!】
・衣類を収納できる家具が欲しい人
・部屋の雰囲気を引き立てる収納家具が欲しい人
チェストとタンスの違い
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【チェスト】 | 【タンス】 |
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一般的にチェストは引き出しが多く、横に広がるデザインが特徴です。タンスは縦長の形状で、引き戸や開き戸がついていることが多く、見た目から違いを把握できるでしょう。
引き出しが多いチェストは、小物や衣類を細かく整理するのに適している一方、縦長の形状であるタンスは、着物や浴衣など大きな衣類や布団などの収納に向いています。
チェストの種類
チェストの種類は、高さによって3つに分けられます。ここでは、それぞれの特徴についてご紹介します。
ローチェスト

ローチェストは、名前の通り高さが低めのチェストで、主にリビングやベッドルームで使われることが多く、低いがゆえに上部にテレビや装飾品を置くことも可能です。
また、高さが低いことで圧迫感が少なく、空間が広く感じやすいのも特徴といえるでしょう。ローチェストは小さなお子様がいる家庭でも安全に使えるため、家族全員が安心して利用できる収納家具です。
【おすすめの収納用途】
・ベッドルームの衣類収納
・リビングの小物収納兼テレビボード
ハイチェスト

ハイチェストは、ローチェストに比べて高さがあるチェストで、人の肩の高さ程度のものを指します。縦に長いため、限られたスペースを有効活用しやすく、収納量を確保できます。特に、クローゼットやベッドルームでの衣類収納に適しているでしょう。
また、ハイチェストは視線の高さに合わせたデザインのものも多く、立ったまま取り出せるなど、扱いやすさも考慮されています。
【おすすめの収納用途】
・クローゼット内の衣類収納
・限られたスペースでの衣類収納
タワーチェスト

タワーチェストは、ハイチェストよりさらに高さがあるチェストで、身長以上の高さがあるものを指します。スリムなデザインが多く、狭く限られたスペースでも大量の収納が可能で、廊下や部屋の隙間などのデッドスペースも有効活用できます。
引き出しの数が多いものは細かくアイテムを整理するのに適しており、細かいアイテムの収納もしやすいです。見た目もスタイリッシュなので、部屋に馴染みやすく、インテリアとしても活躍します。
一方で、身長を超える高さの部分は普段使いには不向きなため、シーズンオフのものを収納するなど工夫も必要でしょう。
【おすすめの収納用途】
・アクセサリーや小物の収納
・シーズンオフの衣服や小物の収納(身長より上の段)
リビングのチェストの選び方
・何を収納するか決める
・引き出しの使いやすさや深さで選ぶ
・部屋に合ったサイズで選ぶ
・デザインや材質で選ぶ
なにかとモノが増えやすいリビングには、収納力のあるチェストはもってこいです。リビングのチェストを選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
何を収納するか決める
チェストを選ぶ際に、まず何を収納するのかを明確にすることが大切です。見た目がおしゃれ、サイズが合う、というだけで決めず、衣類やリネン類、書類、小物など何を収納したいか具体的にイメージしましょう。チェストはさまざまなデザインやサイズがあり、収納するものよって適したチェストの種類が異なるためです。
また、収納するものの量もあわせて考慮しましょう。思っていたより量が多く、収納しきれない、となると新たな収納を探さなければならなくなります。収納するものの種類と量を事前に把握することで、自分にぴったりのチェストを選べるでしょう。
引き出しの使いやすさや深さで選ぶ
チェストの引き出しの使いやすさは、日常の利便性に大きく影響します。引き出しがスムーズに開閉できるか、奥までしっかり引き出せるかを確認しましょう。
また、引き出しの深さも重要なポイント。深い引き出しは大きな物を収納するのに適しているものの、収納するものによっては使いづらいこともあります。下に埋まってしまい、探しづらくなったり、収納したことを忘れてしまったりすることも。一方、浅い引き出しは細かい物を収納するのに便利な特徴があるので、収納するものにあわせて確認しましょう。
部屋に合ったサイズで選ぶ
チェストを選ぶ際には、サイズもチェックしましょう。部屋の広さやレイアウトに合った収納は、空間を有効活用できます。大きすぎるチェストは部屋を圧迫してしまい、小さすぎるチェストは収納力が不足する可能性もあり、せっかく設置しても役割を果たせないことも考えられます。
チェストを置く場所の寸法を事前に測り、そのスペースにぴったり合うサイズを選ぶとよいでしょう。
デザインや材質で選ぶ
チェストのデザインや材質は、リビングのインテリアに大きく影響します。部屋のスタイルに合ったデザインや、自分好みのチェストを選ぶことで統一感のある空間を作り出せるでしょう。
また、材質も重要なポイントです。木製のチェストは温かみを感じさせ、長く使える耐久性もあります。一方、金属製やガラス製のチェストは、現代的で洗練された印象を与えられるでしょう。部屋のテイストにあわせて選ぶとおしゃれな空間を作り出せます。
リビングのチェストの活用法

・衣類を収納する
・食器を収納する
・テレビ台として活用する
・サイドテーブルとして活用する
リビングに置くチェストは、さまざまな用途があります。活用法を知っておき、収納するものにあわせたチェストを見つけましょう。
衣類を収納する
リビングのチェストに、衣類を収納するのも使い勝手がいいです。特に、シーズンオフの服や頻繁に使わない衣類を収納する場所として重宝するため、リビングのスペースに余裕がある場合は検討してみるとよいでしょう。
また、引き出しに深さのあるチェストであれば、セーターやジャケットなども厚みのある衣類も簡単に収納できます。見た目もおしゃれなチェストを選べば、リビングのインテリアの一部としても楽しめるでしょう。
食器を収納する
リビングに置くチェストとしての活用でおすすめなのが、食器の収納です。特に、ダイニングスペースがリビングと一体化している場合、チェストを使って食器を整理すると食事の準備がしやすくなります。
また、チェストの上部を飾り棚として使って、お気に入りの食器やインテリア小物をディスプレイするのもおすすめ。リビング全体の雰囲気が明るくなり、食事の時間を一層楽しく演出できるでしょう。
テレビ台として活用する
リビングのチェストは、テレビ台としても利用できます。ローチェストの上にテレビを置き、リビングスペースを効率よく使うのも1つの手です。
引き出しにはリモコンやDVD、ゲーム機などの小物を収納できるため、見た目をすっきりとさせながら、周辺の小物を整理できます。テレビ台としてのチェストは、機能性とデザイン性を兼ね備えた優秀なアイテムといえるでしょう。
サイドテーブルとして活用する
リビングのチェストを、サイドテーブルとして活用する方法もあります。ソファ横に置けば、飲み物や本、リモコンなど、ちょっとしたモノを置くスペースとして利用できます。
また、引き出しに雑誌やリビングで使う小物を収納すれば、ごちゃごちゃしやすいリビングをすっきりと片付けられるでしょう。上部に花瓶や写真立て、ランプなどを置くことで、おしゃれで温かみのある空間も演出できます。
DAIKENのリビング収納におすすめ!「MiSEL」の事例3選
ここでは、リビング収納にぴったりのDAIKENのおすすめ収納「MiSEL」の事例をご紹介します。
限られたスペースを有効活用

デッドスペースとなりやすい階段下のスペースに、チェストを設置して有効活用した例です。カトラリー、食器類を収納しながら、上部には観葉植物や照明などをディスプレイすれば、収納スペースを確保しながら、ダイニングの雰囲気もおしゃれに演出できるでしょう。
壁面を活用して収納力をアップ

ローチェストのテレビ台と、壁一面に美しく飾ったディスプレイ棚は、リビングに置きたいモノを収納するチェストとして活躍します。隠す部分と見せる部分を分け、部屋に一体感を持たせる効果も期待できるでしょう。
省スペースでも活躍する薄型チェスト

窓下部分に置けるスリムな奥行きのチェストは、収納力をアップしながらディスプレイもでき、部屋のインテリアとしても活躍します。殺風景となりやすい部分を、おしゃれなチェストで演出してみるのもよいでしょう。上部にちょっとした小物を置くのもおすすめです。
チェストを活用してリビング収納を充実させましょう
引き出しが多く、収納しやすいチェストは、リビングはもちろん、ベッドルームやクローゼットなど家のさまざまな場所で活躍します。高さによって使い勝手も異なるため、どんなものを収納したいのか決めて、選んでみるとよいでしょう。
デザイン性が高く、ディスプレイが可能なチェストであれば、収納しながらリビングのインテリアの一部としておしゃれ空間の演出にも一役買ってくれます。
DAIKENでは、お部屋の雰囲気に合わせたデザインはもちろん、使いやすさ・機能性を重視したチェストを豊富に展開しています。リビング収納におすすめの「MiSEL」では、ユニットを組み合わせてお部屋にぴったりの収納を作り上げることもできます。材質やカラーなども豊富に取り揃えていますので、収納でお困りの方ぜひ一度ご相談ください。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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