DAIKEN DIY REPORT丁番らくらく取換え方法
丁番取替え方法 MOVIE
スタンダードタイプの丁番を安全にそして、確実に交換作業を行う方法をレポートします!
まずは道具の準備と確認を
1-1交換作業に必要な道具を用意しましょう
丁番交換作業に必要な道具(工具)や備品は以下のとおりです。
- 手回しドライバー(プラス)
- かなづち
- カッター
- マットなど敷物
電動ドライバーはネジの頭をつぶしてしまう恐れがありますのでご注意ください。
1-2交換部品の確認をお忘れなく
注文した商品が届きましたら箱を開ける前に必ず注文した商品かどうかをご確認ください。
注文した商品に間違いがなければ同封の取扱説明書に記載されています内容物の確認を行ってください。
ドアを外しましょう
2-1まずはドアを開ききってください
- ドアを開ききってからドアの下にマットなどを敷いててください。
- 次に枠側丁番(上)のキャップを上にずらします。
- ドアの下にマットなどを敷いておくと床に傷がつきません。
One Point
- ドアの転倒に注意して下さい。床にキズをつけない様にマット等を敷くなど注意が必要です。
2-2つまみを下に下げます
ドア側丁番(上)のツマミを下げます。
2-3ドアを外します
ドアを上に押し上げますと枠側丁番(下)の軸からはずれドア本体が外れます。
※ドアを外すときにはドアの転倒にお気をつけください。
One Point
- ドアを取り外す時は、指はさみに注意し、しっかり保持して下さい。また、周囲に小さい子供がいないか、良く確認して下さい。
- ドアを取り外す作業は必ず2人で行って下さい。
丁番を交換しましょう
3-1まずは取り付けネジを外してください
上下のドア側、枠側の丁番の取り付けネジを外してください。
ネジの取り付けと取り外しの時に電動ドライバーはネジの頭をつぶしてしまう恐れがありますのでご注意ください。
One Point
- 枠側の丁番には、調整ネジが付いています。間違わずに上下各2本の取り付けネジを外して下さい。
3-2ネジ穴には補修用の「埋め木」をしましょう
- 埋め木に接着剤を付ける。
- ネジ穴に埋め木を入れる。埋め木が入りにくい場合はかなづちで叩いて入れて下さい。
- ネジ穴に入れた埋め木の頭が飛び出している場合はカッターで削り落としてください。
One Point
- ネジの保持力を高める為に必ず埋め木をして下さい。(埋め木は紛失などを考慮して多めに梱包しています)
3-3新しい丁番を取り付けましょう
上下のドア側、枠側に新しい丁番を付けましょう。
One Point
- 上丁番・下丁番の形と取り付け位置を間違えないようご注意ください。
ドアを取り付けましょう
4-1キャップを上にずらします
枠側の丁番(上)のキャップを上にずらします。
4-2ドアをのせましょう
枠側丁番(下)の軸にドア側丁番(下)をのせてください
4-3ドアの取り付け完了です
- ドア側丁番(上)のツマミを引き下げてください。
- 枠側丁番(上)の中に軸を入れてドアを取り付けてください。
- 枠側丁番(上)のキャップを引き下げて作業完了です。
これで丁番の交換作業は完了です。
One Point
- ドアを取り付ける時は、指はさみに注意し、しっかり保持して下さい。また、周囲に小さい子供がいないか、良く確認して下さい。
- ドアの転倒に注意して下さい。床にキズをつけない様にマット等を敷くなど注意が必要です。
- ドアを取り付ける作業は必ず2人で行って下さい。
丁番の調整方法
5-1こんな場合は調整が必要です
5-2左右方向の調整方法
ドアを開閉して、枠と当たる部分が図の位置の場合、○印の付いた丁番を矢印の方向に調整してください。(左右の調整稼動範囲は5mmです。)
調整の時に電動ドライバーは使用しないでください。
ドアが自動的に開閉してしまう時は、ドアが枠にあたらない範囲で以下の調整を行って下さい。
- ドアが閉まってくる場合・上丁番にてドアを丁番側に寄せて下さい。
- ドアが開いてくる場合・上丁番にてドアをラッチ側に寄せて下さい。
5-3上下方向の調整方法
ドアを開閉して、枠と当たる部分が図の位置の場合、○印の付いた丁番を矢印の方向に調整してください。(上下の調整稼動範囲は6mmです。)
調整の時に電動ドライバーは使用しないでください。
- 調整は下丁番のみで行います。
- 調整後、上丁番枠側キャップを軸がかくれる位置に移動して下さい。
5-4前後方向の調整方法
ドアを開閉して、枠と当たる部分が図の位置の場合、○印の付いた丁番を矢印の方向に調整してください。(前後の調整稼動範囲は3mmです。)
調整の時に電動ドライバーは使用しないでください。
5-5調整完了です
上記の調整完了後にドアを開閉してスムーズに開閉が行えるかをご確認ください。
ドアの開閉に問題が無ければ固定ネジを締めます。
※固定ネジの締めつけがゆるいと使用中に固定ビスがゆるみ丁番が破損したりする恐れがあります。また、開閉に不具合が発生します。ご注意ください。
以上で調整作業が完了です。